【日常】足首を捻挫した

　ある日ほろ酔いで帰っていたら階段で踏み外してしまい転んだ。駅の階段なんだけど、踊り場的な所があると思い、多めに踏み出したらあと1段は普通に階段だったので踏み外してしまった。普通だったら分かるはずなんだけど、少し酔っていたのと中途半端に慣れていた駅だったので何も考えずに歩いていたのが敗因。周りに大勢の人がいたので迷惑かけなくて本当に良かった・・・。


　医者に行くほどではないと思い湿布と軽いテーピングで数日安静にしたら一応歩けるようになったんだけど、まだ少し足をひきずってしまい自然には歩けない。
　勿論今まで怪我したことはあったけど歩くのにそこまで重要じゃない箇所だったので、足首を捻挫してまともに歩けないことにより初めて障害を持っている人とかお年寄りの気持ちに少しだけなれた。エスカレーターとかエレベーターがないと絶望したり、更に階段手すり部分に車いす用の装置があってモヤモヤしたり。家の中ではハイハイで移動したので膝にスリッパを装着したくなったが上手くいかず、そういう商品があったら売れ・・・はしないかなんて考えたりもした。


　街中で自然に歩けないと言いようもないわずかな疎外感とか、普通に歩ける人に対しては「なんだ、皆普通に歩けて凄いじゃん」とか思った事もない事が頭に浮かんだ。
でも意外と足を引きづったり日常的に杖を使ったり松葉杖を持っている人も意外と多くて、勇気というかポジティブな気持ちになれた。


　どこか悪い人がいても優しく声をかけるまではいかないまでも、心穏やかな気持ちで道とか席を譲ったり街を歩くだけでも素敵やんって思う。まぁ、医者は行った方がいいよね。あと関係ないけど、エスカレーターは2列で並ぶっていうの本当に浸透して欲しい。